中学受験に向かう生徒への手紙を書いてた時のこと
武道得られる学びに改めて気づいた
先日、長年練習を続けてきた生徒が中学受験を目指すため、一時的に道場を離れることになりました。その生徒へ向けた手紙を書いていると、合気道が日々の練習、私たちにどのような学びを与えてくれるのか、思いつきました。このブログでは、その気づきを皆さんと共有したいと思います。
1.合気道が教える「力を抜く」という知恵
稽古を続ける中で、私はいつも生徒たちに「力を抜くこと」の大切さを伝えてきました。
合氣道では、力みすぎると技が成立しません。
この教えは、武道技術に限らず、人生にも応用できるものです。
特に大きなや挑戦困難に向かうとき、人はつい力みがちですよね。
1年間中学受験という長い道のりを歩く上でとても重要なことだと考えています。
2.他者と調和することの価値
合氣道の稽古は一人ではできません。常に相手と向き合い、全体の動きを感じながら技を磨いていきます。
相手が技を覚えてなければ自分が教えてあげなければいけません。
これは他人との関係性を築く大切な教訓です。
道場で、初めて会った大人とも対話し、自分の考えを伝える経験を積むことができました。
それは、これから彼女が歩むどんな場面でも、生かされる練習の場となったはずです。
3.継続することで得た自信
合氣道をしていた年月は、ただの武道の稽古ではなく、彼女自身の成長の軌跡です。
道場での稽古は時には単調で、時には厳しいものだったかもしれない。
しかし彼女が積み重ねてきた時間と努力は、確かに一つ一つの技となり、そして覚えた技の数だけ彼女自身の自信になって変わっているはずです。
人生も同じように、地道な努力の積み重ねです。
時には結果が見えず、不安と感じることもあるでしょう。
合氣道が教えてくれるのは、続けることの中にこそ、成長の種
それは彼女がこれから迎える中学受験の準備や勉強にも、確実に活かされることです。でしょう。
合氣道が教えてくれる、意外とシンプルな学び
合氣道というと、どうしても「護身術」や「痛そうな技」のイメージが先行するかもしれません。でも、実際に稽古を続けていると、ただじゃないんだと気づくことがたくさんあります。技術的には重要ですが、合氣道が教えてくれるのは、もっと日常的でシンプルな学びです。