(一社)氣と丹田の合氣道会 楽心館

剣の理合を体術へ|武道・合氣道経験者のための稽古|楽心館

「ちゃんと握られたら止まる技」に、違和感があるあなたへ

The essence of Aiki, cultivated through swordsmanship

This technique is effective even if the opponent has a strong grip.

なぜ動かないのか、なぜ崩れないのか

何年も稽古してきたのに、ふと湧いてくる疑問。
「効いたときと効かないときの違いが説明できない」
「型は完璧。でも、相手は動いてくれてるだけかもしれない」

楽心館では、その違和感こそが「技の本質に近づく入口」だと考えます。

技が成立するかどうかを“身体で検証する”稽古

楽心館では、生徒が技をかけ、師範が受ける
つまり、技が本当にかかっているかを、経験者が体で確認する構造です。

  • 力を抜いて崩す身体操作

  • 年齢を重ねても深まる稽古

  • 予定調和を排した技術検証

私たちは、技を「かかったフリ」で終わらせません。
しっかり止められた状態から、なぜ動けたのかを自分の身体で確かめていく。
それが、楽心館の合氣道です。

本気で打ち込む剣術から体術へ

楽心館の稽古は、毎回まず30分間の剣術から始まります。

「剣柔一体」の稽古

  • 中心の移動

  • 力の流れ

  • 下半身の安定と上半身の脱力(上虚下実)

剣を通してこれらを体感し、体術に落とし込んでいきます。
剣が自然に振れるとき、体術でも無理なく技がかかる――
この感覚を、自分の身体で理解することが目的です。

合氣道と大東流 ― 源流と現代を行き来する学び

楽心館では、

  • 合氣道:柔らかさ・つながり

  • 大東流:密着・崩しの起点

双方を稽古に取り入れ、型や演出に頼らず本質を掴むことを目指します。

演武ではなく、実際に技が通るかどうか。
その一点を、理論と体感の両面から積み上げていきます。

反射神経を超える「崩しの世界」

筋力やスピードで勝つ世界では、加齢は不利です。
でも、武道は本来、年齢とともに深まる世界

  • 力を抜いても、相手が崩れる

  • 自分の芯から動くことで、技が通る

それは、単なる上達ではなく、身体の質そのものが変わる体験です。

見学受付中 ​

▶︎ 型を覚える稽古から、技がかかる身体へ
▶︎ 筋力や反射神経に頼らない、深い強さへ
▶︎ “型の先”を探している方へ

まずは一度、見学にお越しください。
きっと、あなたの中にある疑問が“身体で解けていく感覚”を味わえるはずです。

✅ 他流派との違い

学びの視点 一般的な合氣道・武道・格闘技 楽心館では
力の扱い方 筋力・瞬発力中心 力を使わず、理合で崩す技を重視
年齢との関係 若さ・反応速度が有利 年齢を重ねるほど深まる身体操作
受けの役割 生徒が受ける/受け身前提 師範が受ける/技を検証する稽古
稽古形式 反復・スパー・型中心 予定調和を排し、技の成立を確認
身体の使い方 上体・筋力主導 上虚下実、丹田からの全身連動
剣術の扱い 形だけの稽古 実際に打ち込んで体で理合を学ぶ
技の学び方 流れをなぞる・戦術思考 技がかかる理由を身体感覚で再現
強さの基準 筋力・反応・スピード 理合で崩す。力に頼らない技術

参加者の声

Participant comments

RAKUSHINKAN

たまに、偶然上手くいくことがあっても、何が良かったのか解らないため、反復する事が出来ないという情けない有様です。これまで自分の常識だった、「形を学んで理を理解し、反復して技としていく」という過程が通用しない、技が出来ないままその日の稽古が終わるのが通常という、初めての経験をすることになりました。

格闘技好きなTさん

RAKUSHINKAN

どんなに強い力で持っても技がかかれば一瞬のうちに崩されてしまう。最小の動きで最大の力を発揮する。 「こ、こ、これが合気なのかぁ~!」 技を掛けて頂くたびに感動する私なのであります。 特に面白いと思ったのは意識の使い方。自分の中心に軸を通す、とか足裏から大地の反発力を感じてそれを腰腹丹田を通り腕に伝えるとか。 そういう意識を持って体を使うという事は楽心館にきて初めて教えて頂きました。

他会合氣道初段取得 Aさん

先生の武術は、力に力で対抗し、ごまかしているものではなく、武術という技術なんだということが分かりました 剣術の理と柔術は、剣柔一体とのことでした。 自分は、居合だけを習うつもりでしたが、これは両方学ばないと、成長が遅くなると思い居合いと柔術を一緒に学ぶことにしました。

櫛田 昌之

RAKUSHINKAN

このかからない技を、相手にかかってもらいながらやっているんだろうと無意識に思い、でも考えないようにしながら稽古をしていました。楽心館では、一つの事を身につけると次の段階での課題が待っていて、またその内容がとても好奇心とか何故そのような技がかかるのだろうといった知的欲求をかきたてられます。どこまでいってもその先が存在し、一生かけて身につけていきたいと考えています。

松田 直樹

01. 指導姿勢

当会は指導者や有段者に対して必要以上の敬意を払わずに、忖度なく受けを取る事を奨励しています。指導者も参加者から学ぶ姿勢を大切にしており「合気」の技法習得を会員全員で目指していきます

02. 柔軟な稽古時間

忙しい方にも対応できるよう、隔週での稽古参加や平日昼の稽古も準備しています。無理なく続けられ、長期的な成長を実感することができると考えています

03. 個別指導重視

号令稽古を行わず、一人ひとりのニーズに応じた個別指導を重視しています。これにより、指導者は決まった有段者に技を掛けるのではなく白帯の人とも組んで稽古を行います。

 

合氣道や武道の疑問

演武などの動画を見て、「実際に掛かっているのか?」と感じることはありませんか?実際に師範を必要以上に尊敬し、ただ飛び受け身を取るだ動画もよく見かけます。もちろんそういった稽古から学ぶべき事もあるのでしょうが、本当の合気とは言えないと考えています。

楽心館では、しっかりと抑えられたところから実際に技が掛かる稽古を行い、予定調和の技ではないことを体験できます。

綺麗に受け身を取ることが「合気道の技が掛かった」という評価基準になってしまっているケースがあります。しかし、それでは実践的な技術の習得からは遠ざかってしまいますし実践的な護身術に直結するとは限りません。
楽心館では合気道で良く言われる「飛び受け身」「飛躍受け身」といった稽古は行いません

「殴ってきたと仮定して」という風に技ごとにエピソードがあります。模倣であり、実際に相手に本気で傷つけるつもりで殴り掛かることはしません。型稽古という稽古形式を取り、試合はありません。武道なので痛みはありますし、怪我をしてしまうこともありますが、互いに集中していて大怪我をすることはありません。入会時にスポーツ保険に加入して頂いております。

その人に合った形で稽古しています、座り技ができなければ立ち技で練習しますし、高齢の方は早めに稽古を切り上げることもございます。その人に合った形で稽古して頂き日常に活かして頂ければと考えております。

そもそも相手を壊すことを目的としていないためです。もし「相手を倒す」ことが目的であれば、他の格闘技を学ぶ方が効果的です。

合気道は「合気」という体の使い方を稽古し、互いに成長することを目指しています。また、試合で勝ち負けを競うことに集中すると、武道の本来の目的である内面的な強さの追求や、争いに負けない人ではなく争いをそもそも起こさない人になるための人格形成、そして日常生活に活かしていくことの大切さから逸れてしまいます。

大人の稽古は1.5時間、子供の稽古は1時間です。大人の稽古には30分の剣術の練習が含まれます。これは「剣柔一体」という格言の通り、剣術の理合を体術に活かすためです。具体的には、最初の30分は基礎稽古と座り技、次の30分は立ち技の基本練習を行っています。

会費について

About membership fees

※会費に関してカルチャー/茨城支部は価格が異なりますので各道場のページを参照ください

2週に1回

Practice once every two weeks

週に1回

Practice once a week

週に2回以上

Practice 2 or more times a week

道場一覧

List of dojos

上部へスクロール