合氣道に学ぶ「緩急」を日常生活にも活かす
合氣道の稽古をしている人が自然と日常生活に生かしていることを今回は言語化してみました。
合氣道の稽古では、力任せではなく「緩急」を上手に活用することも求められます。日常生活でも意識する「緩急」稽古で学んだことは日常生活で生かして初めて技をモノにしたと言えるのではないでしょうか?
初めての技を稽古する時は、手順に意識が向くために力が入り、速さや強さになりがちです。合氣の本質はその逆で力を抜き、柔軟に動きながら相手の力をうまく活用することが求められます。力強さや速さに頼らない技のかけ方です。 無理に力を入れて速く動こうとすると、すぐに疲れてしまいますし、バランスも崩します
日常生活にも通ずる『頑張るだけではうまくいかない』『休みすぎてもいけない』
仕事家事、育児などにおいて、常に力を入れ続けて頑張ることは、長期的には体力を消耗し、精神的にも疲れてしまいます。踏ん張ることが大切な時もありますが、適切なタイミングで「緩む」ことができなければ、持続的なエネルギーは得られません。
ただの「無力」ではありません。相手(困難なこと)との調和のために意識的に力を抜くことを意識します。
力が入り過ぎないことで、次の動きに先に移ることができるのです。
力を抜くことで技も日常も効率よく動ける
1日々の仕事
一気に作業を進めるのではなく、余裕を持ちながら、必要なところで集中する。無理をせず、疲れを感じたら休憩しながら、効率よく作業を続けることができます。
2コミュニケーション
自分が相手に合わせることで、お互いが無理なくスムーズにコミュニケーションをとることができます。相手を無理に変えようのではなく、相手のペースに合わせて調和しながらそれで、より良い結果が生まれます
合氣道から学ぶ「緩急」の使い方
合氣道の稽古をしていると自然と日々の生活で緩急を使えるようになります。
強く力を尽くすだけではなく、時には力を省くことができるということです
自然と日常生活の困難を乗り越えていけるようになるのではないでしょうか?
(これは理想論)