氣と丹田の合氣道 / 古武道会 楽心館 › フォーラム › 稽古日誌 › 石塚 俊之 稽古日誌(合氣道)
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- taroren18キーマスター学生時代に、神道や禅宗の本を読み漁っている中で、植芝盛平の話が出てきて合気道に興味を持ちました。 
 20歳ごろに合気道を始めましたが、就職して仕事が忙しくなり数年で辞めてしまいました。「合気道は一度離れても、10年20年して戻って来ると俄然上手くなっているものだよ。合気には人生経験が必要なのです。」と当時の師範が仰っていたのを思い出し、ほぼ20年振りに入門しました。 合気道は不思議で分からない事ばかりです。これから20年30年かけて、少しずつ体得していこうと考えています。 が、現時点でただ1つ確実に言える事があります。それは、合気道を再開して【歳を取る事が楽しみ】になった事です。 「若い人には出来ない身体操作方法を、若いうちから練習している」のではないか、私はこのような仮説を立てています。身体が動く限り、この仮説の検証を楽しみたいと考えています。 
- 石塚俊之ゲスト◆八相の剣先の軌道は、構え(左右)から中心に斜めに進むのでは無い。 
 最初から中心を取り、最後まで中心を通る軌道を描く。◆矢筈に取る時、気が急き矢筈の手形にするのでは失敗する。 
 平常心で柔らかく身体を沈め、体制が整ってから矢筈の手形にして相手と結ぶ。
- 石塚俊之ゲスト◆臍・顔の向きは、常に相手に向ける 
 相手の中心(正中線)に、気を入れ続ける◆相手の肩を取る(相手と繋がる)感覚を察知したら、反応される前(0.3秒以内)に相手を崩す 
 相手の肩までを自分の腕(身体の一部)として扱う◆八相の素振り 
 ・避ける相手に当てる
 ・相手の木刀に載せ、重みを伝える
 ・相手の木刀に擦り合わせ、どける
 ・相手の斬り込みを 打ち落とす
 全て同じ振り方・身体の使い方にする◆重心を落とし、膝・腰を柔らかく使う 
 腕で操作せず、膝・腰の動き(力)で操作
- 石塚俊之ゲスト◆座技、正面打ち一教 裏 
 相手の斬り込みの先に、自分が居なくなる
 
 ◆座技、正面打ち小手返し
 2力の合成
 同時に2方向の力を受けると、相手は反応(抵抗)できなくなる
 肩を抜く方向+崩し の2方向
 
 ◆正面打ち(打ち込み)の受け
 勝った(相手が力を出しきれない)場所で(打ち負けず)受け、柔らかく相手の肩を抜き、崩す
 剛柔を切れ目なく繋げる◆正面打ち 
 手刀は剣先であり、剣の重さで斬り落とす
 臂力・隅落とし も同様
- 石塚俊之ゲスト◆挙げ手 
 初動は胸の緩み。脇を締め、小指薬指を立てる。◆舟漕ぎ 
 入り身は相手の両脇を狙うが、視点のズレを考慮し、自分の感覚よりも水平に近い軌道を描く。
 手を定位置に置きに行くイメージで、リキまない。
 意識の9割は、体軸の安定に向ける。◆顔面打ちの受け 
 剣術と同じで、手をスッと顔の前に挙げることで三角形を作り、その中に相手を入れない。◆六教、肘抑え 
 相手の肘を返し、その上に自分の肘を合わせる。
 胸を張り、体側で相手の中心を取り(刃筋を合わせて)、胸の落としで崩す。
- 石塚俊之ゲスト◆剣術、交点 
 時計の方向+面を斬りに行く 動き◆後ろ取り 
 腰に手を当てる形を作るイメージ
 肩の前後で相手を連れてくる
- 石塚俊之ゲスト◆尺骨を優先した操作 
 腓骨と尺骨の関係性◆接点では無く、相手の存在する【空間ごと】動かすイメージ ◆手先では無く、腰腹・体幹から力を発する ◆ 相手に強く掴まれたときに、自分も反応してこわばってしまうのを防ぐ為に。 
 掴まれても、気にしない。体幹や脚、腰は自由に使えるのだから。
 力に対抗せず、力を流すイメージ。
 呼吸を止めない。息を吐き、弛む。
 
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