講習会開催のご報告
このたび、つくば牛久道場にて石川先生をお迎えし、講習会を開催いたしました。
当日は道場生に加え、合氣道に興味を持たれる一般の方々にもご参加いただき、和やかでありながらも真剣な空気の中、稽古が行われました。つくば牛久道場、道場生の若林と申します。
つくば牛久道場指導員の二宮先生とは、商工会青年部でご一緒させていただき、 それまではたこ焼き屋さんとしての二宮さんしか知りませんでした が、合氣道の先生もされているということで、 2年前に体験させていただき、 そのまま入門させていただきました。
石川先生とは主に昇級試験の際にお会いするだけで、これまで数えるほどしかお会いしたことがありませんでしたが、 毎回、技を受けるたびに何が起きているのわからない間に倒され、 天井を見ているような感じでした。
今回、その石川先生が茨城までお越しいただき、講習会をしていただけるということで、 とても楽しみにしていました。
今回、合氣道に興味がある一般の方のご参加もありますので、基礎練習を中心に氣、発氣、 呼吸のご解説を頂きながら実際に先生の技を受け、 それを参加者と実際にやってみるという流れでしたが、 基礎練習とはいえ、ある意味一番本質の稽古といいますが、 キモになる部分の稽古になりますので、 そう簡単に先生のようには出来ません。
お互いに正座で座って、膝の上に置かれた両手をしっかり抑えた状態でも、 相手を崩すという練習ですが、先生は全く起こり(前兆) の無いまま、エネルギーだけすっ飛んでくるようで、 抑え込む間も無く後ろへのけぞらされてしまいます。
いざ、参加者がやると、どうしてもギクシャクしたり力んでしまったり上手くいきません。
上手くいかない参加者の元へ先生がいらっしゃって、手本を見せてくれて「どう?何が違う? 違うところを教えてあげて」とは言われるのですが、先生の技は自然すぎて掴みどころが無いといいますが、 説明のしようが無い時が度々あります。 自分の未熟さゆえに受け止めきれていないのだとは思うのですが、
そのぐらい先生の技が洗練されているのだと思います。
剣術の稽古もしていだき、起こりを見せずに切る稽古をしましたが、先生の剣はまったく前兆がないところから剣が降りてくるんですが 、そのスピードがとにかく早い。
微動だにしない0の状態から、いきなり最高速で剣が振り下ろされます。
筋力ではない身体の使い方から出るエネルギーやそれを効率よく使えるテコの原理、剣術が体術の身体の動きになっていることなど、 丁寧にご説明いただきましたが、 こんなにも簡単に人は崩されてしまうのか? こんな力の出し方があるのか?と、 何より人体の不思議に驚くばかりです。
楽心館合氣道を習い始めて丸2年になりますが、稽古の度に課題が増えます。
普段の二宮先生の稽古も毎回学びが多いのですが、先生の技を直に学べる貴重な機会になりました。
講習会の前には、子供クラスの審査を先生みずから行っていましたが、 厳しい中にも、冗談を言ったり、おちゃめなところもあって、 優しく強い人というのは、 こういう大人を言うんだなと考えさせられました。 ぜひまた、
茨城にお越しいただき講習会を行っていただきたいと思います。
そして、その際にはちょっとでも合氣道に興味がある方や武道や武術に触れ てみたいという方はぜひご参加いただければと思います。
参加いただければ、きっとその後の日常が変わって見えると思います。
> 石川先生、二宮さん合気道の稽古ありがとうございました。
> 50年前に少林寺拳法3段を取得しその後に空手道場で初段を取得しましたが26歳結婚をしてからは道場には行かなくなりました。
> 抜刀は少しずつやってはいましたが孟宗竹を斬って遊んでいる程度でした。
>
> 今回の合気道の稽古に参加をし、石川先生に指導をうけた結果、合気道の気の素晴らしさを肌で感じました倒れまいと我慢をするとか なり痛い、二宮さんが受身をとり上手く逃げている流石です。
>
> 私が習ったのは倒れると同時に蹴りを入れる、石川先生には蹴りを入れることはできないと思います。蹴りを入れる前に投げられてい ますね… (笑)
>
> 合気道の気、素晴らしものを経験しました。
>
> 追伸、筋肉痛です