(一社)氣と丹田の合氣道会 楽心館

武道を仕事にできるのか。楽心館の歩みから考える指導者の未来

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武道を仕事にできるのか|合氣道・楽心館の指導者キャリアと入口

導入|父の背中と、自分の立場

私は武道が好きで続けてきたというより、父が始めた「合氣道 楽心館」を支えたいという親孝行の気持ちで続けてきました。父は武道家として偉大で、時代に合わせて21の支部を作りました。けれど、その規模は私ひとりでは回りません。だからこそ、指導を担う仲間が必要です。

現実には、稽古に通う人に声をかけても「そこまで責任は持てない」という反応が一定数あります。自然なことです。誰もが「武道を仕事に」したいわけではありません。しかし同時に、外の世界には“武道を仕事にしたい人”が確実にいる。その人たちにどう届く導線を作るかが、今の課題です。

事実の描写|武道を仕事にする難しさ

「武道で食べていけるのか?」という問いに、多くの人が慎重になる理由は明確です。

  • 会費収入だけに依存すると生活が不安定になりやすい
  • 教える側の責任が重く、心理的負担がある
  • 家族・周囲からの理解を得づらい場合がある

だからこそ、通っている門弟に「先生を」とお願いしても踏み切れないことが起きます。一方で、現場での一次体験から言えば、指導には固有の価値があります。子どもの成長の瞬間に立ち会える。親子で学び合う姿を作れる。抗う身体や受け身の学びが日常のふるまいにまで波及する。これは他職種では得にくい手応えです。

気づき|収入だけでは語れない「仕事」の本質

私は一つの前提を見直しました。「武道を仕事にする」ことの第一義は、経済の話だけではありません。人の成長に関わる責任を引き受けることが本質です。

  • 子どもに礼・姿勢・距離感を伝える(非認知能力の土台)
  • 親に「子どもとの向き合い方」のヒントを手渡す(親子で通える習い事)
  • 経験者には、技がかかる条件剣術の理合いを体験化してもらう

この積み重ねが「武道を生業にする」意味です。収益は設計の問題であり、入口と制度(クラス設計・助手制度・認定制度・出張指導)が整えば現実性は高まります。

指導者を目指す現実的な入口

いきなり先生になる必要はありません。段階設計で責任の重さを均すのが現実的です。

ステップ例(楽心館のモデル)

  1. 助手(インターン):子どもクラスの受け・準備・片付けを担当
  2. 部分説明:一般クラスで技の一部を言語化・説明
  3. 師範代:1コマを任され、クラス設計の一部を担う
  4. 指導者:複数クラスを運営。出張指導・講演を兼務

インターン(助手)参加の入口

  • 対象:武道を職業として考えたい18歳以上(経験不問)
  • 頻度:週1回〜(学業・仕事と両立OK)
  • 支援:交通費/稽古費優遇、認定制度、出張指導同席

締め|問いかけとして

私は、父が作った21の支部を受け継ぎながら、「どうやって指導者を育てるか」という現実に向き合っています。武道を仕事にするのは簡単ではありません。しかし、そこで得られるやりがいは大きい。

あなたはどう思いますか。「武道を仕事にする」と聞いて、どんな未来を描くでしょう。責任の重さと確かな手応えを、まずは体験から確かめてください。

よくある質問(FAQ)

武道を仕事にすることは可能ですか?
可能です。会費だけに頼らず、クラス設計・認定制度・出張指導・学校連携など複数の収益動線を持つことが鍵です。
未経験でも指導者を目指せますか?
はい。まずは助手としての参加が現実的です。受け・準備・片付けから始め、段階的に技の説明へ。評価を経て師範代・指導者へ進みます。
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