最終更新日 2006年1月29日
今日は 初稽古♪
「今年の目標は?」と先生からの質問・・・
「教わった事を、忘れないようにする」・・・と母、(*^∇^)/★ぴぃー♪
そして息子たちの番になった・・・
何でもいいから、答えてくれますように!!の母の願いに反して・・・
二男、無言・・・無言・・・無言・・・
そして 長男も・・・無言・・・無言・・・無言・・・
やっぱり・・・と思いながらも、母、がっかり・・・
数人のお友達が、答えて、最後に 又、先生がチャンスをくれたのに・・・
又もや 無言の2人・・・
はぁ〜 私の育て方に 問題があったんだな〜(苦笑)
・・・稽古の帰り、車の中で・・・
「今日の お稽古どうだった?」の母に 2人とも、 「今年の目標を言えなかった事が、いけなかった・・・」と反省顔・・・
気長に成長を見守るしかないかな〜と思います。
今日の お稽古・・・
「質問は?」の先生の問い・・・なんと(*^∇^)/★ぴぃー♪にふられてしまった。
「脱力・・・力を抜く・・・という感覚が わかりません・・・」と答えた(*^∇^)/
★ぴぃー♪・・・(苦笑)
質問・・・ってそういうことでは、なかったんですよね(苦笑)
わかってるんですが・・・
いっつも思ってるんです・・・脱力ってどんな感じ?って・・・ なので、ついつい こういうことを答えてしまいました。。。
でもでも、石川先生。。。ちょっと困った顔をしながらも、ちゃんと お稽古の中 で、一生懸命 教えて下さいました。こんなボケボケ(*^∇^)/★ぴぃー♪なのに・・ ・ありがたいです。。。
今日は、お稽古の初めに、
先生からの「ここは、何ていうの?」の質問に二男・・・首をかしげる(苦笑)
横で、長男「わかる・・・」との小声に、今度は長男に質問・・・
下丹田なのですが・・・長男の答えは・・・「股関節!!」
「え?」と笑っちゃいそうになった母でしたが、
先生は、あまり人前で、話せない長男の気持ちを察してか・・・
「そう、股関節の この上のところを、下丹田といいます。」と落ち着いて 答えて下さいました。
長男は、傷つくこともなく、逆に 今日の お稽古は張り切って 頑張っていました。
そして、先生に数回 お褒めの言葉を頂いた長男・・・
スゴク 集中して お稽古できたと思います。
(*^∇^)/★ぴぃー♪ が トンチンカンの脱力したときの力・・・長男は、少しできるようになったようです。
スゴイ・・・母顔負け・・・
早朝からの仕事が、予定外に早く終わったので、急遽 長男の合宿先へ、サッカーの試合を応援しに行きました。(山梨)
「合気道は、どうするの?」と二男。「勿論、いくよ。帰ってくるから・・・」と渋滞しないことを祈りながら、出かけました。サッカーの試合の結果は・・・おいといて〜(笑)・・・雪が降り、とっても寒かったです。
帰りに、昼ごはんの ほうとうを食べ、順調に帰宅。
そして、今日は二男と2人での 稽古。
長男がいなくて、ちょっとさびしかったけど、二男は、張り合う相手がいなかったせいか・・・いつもより、穏やかな気持ちで やれたのではないかと思います。
今日は、いつも以上の渋滞で、ちょっと遅刻してしまいました。 もっと余裕を持って出発しなければ・・・(苦笑)
遅刻した分、次のクラスの お友達とも、少し練習することになりました。
え?って顔の、息子達・・・きっと、次のクラスはキビシイからなのかな?(苦笑)
母としては、次のクラスの時ぐらいの緊張感は持って練習して欲しいのですが・・・
でも、緊張感 増すのは、子ども達だけではなく、私も・・・(笑)
ちっとも、理解できない、覚えられない・・・小さい子ども達が、一生懸命、私に、教えてくれる。
でも、すぐにわからなくなる私に、何度も何度も教えてくれる子ども達・・・スゴク感謝してます。
最近、仕事が最高に忙しく、バテ気味の私でしたが、このような、優しい子どもたちのお陰で、帰る頃には、元気いっぱいの私に、戻ってました!!
そして・・・この日、先生の・・・「ぴぃーちゃんって呼んであげて〜」の言葉に・・・「似合わない」と、男の子の一言・・・う〜ん、子どもは、正直なんだよね。
救いは、二男が、最近 私のことを ぴぃーちゃん・・・と時々、呼んでくれることかな?(笑)ずーっと呼んでくれたら友達みたいでいいな〜・・・と子離れできそうにない バカ母です。
今日は、市民センター 和室。「こんにちは〜」と入ると、「そろそろ胴着、いかがですか?」と先生から声をかけていただき、スゴク嬉しかった♪ サイズは、上4号 下3号・・・
家に帰ると、子ども達に なんで?と言われ
「ママ デブだから〜」と答えると「デブじゃないよ〜大丈夫だよ〜(ここまでは素直に喜ぶ私・・・)
ママは、痩せてるよ〜(いくらなんでも、この一言には、カナリムリがあります。(苦笑))
先月2日の欠席分の、穴埋めのため、2時間続けての練習・・・。
子ども達は、あまりの雰囲気の違いに戸惑ってました。
私も、わからない事だらけなので、いっぱい 教えてもらいました。
・・・みんな素晴らしい・・・
我が子も こんなふうにできるようになるのかな・・・?
想像つきません(苦笑)
足の怪我のため、9月4日以来久しぶりの稽古でした。 まだ、正座できないので立ち技中心に稽古もリハビリですが、稽古日誌も徐々に再開したいと思います。
今日は、六教の稽古からでしたが、極めよりもむしろ、崩すことを中心に稽古しました。
気をつけなければならないことは、正中線を常に意識し、入り身で入り半身を一致させること、さらに「レの字足」で下半身を使い上半身だけの力技にならないことです。
最初は、普通に立った受けの片腕を抱え、片足を引き入り身のような姿勢になったところで「レの字足」になり、足腰で受けの肩から崩します。 突っ込みすぎず、力まず行わなければ受けに止められてしまうのは不思議としか言えない感覚です。
次に、正眼に構え剣を交え、次に相手の肩を回すような感じで受けの剣を払う稽古を行いました。 このときも腕だけで払うのでなく、上半身を捻ってはもっとダメで、「レの字足」になり下半身を落とす力を使って相手の剣を払います。
次に、普通に立った受けの片腕を先ほどのように抱え、今度は剣で払う要領で受けの腕を高く払い上げる稽古をしました。 払い上げるように見えますが、剣でクルンと回すように受けの肩を回すようにして肩から崩すといった方が正解かもしれません。 ただ、理屈はわかるのですが、実際に上手くやるのは大変です。 繰り返し稽古し、微妙な体の使い方を研究しないといけないと思いました。
その後は、座位での六教を今度は極めまで稽古しました。
次に、片手取り両手持ち呼吸投げの最初の崩しについて教えていただきました。 これも剣で受けに切り込むように入るだけ・・・と言われましたが、実際にやってみると受けとぶつかってしまい、相手の正中線に真っ直ぐ入っていくことの難しさを痛感しました。 正中線を意識せずただ闇雲に突っ込んでいくとぶつかるばかりでダメですが、正中線を意識し姿勢を正し、半身を合わせる様にすると随分感じはよくなるように感じました。
石川先生の右腕は、四十肩(正確には先生は45歳なので、四十五肩)で力が入らないのですが、正常な右腕に比べて全く力を感じずに「入り身」が入ってくるのには非常に驚きました。 とても不思議な体験でした。
今日はかなり中身の濃い稽古が出来たと思いますが、9月に試験的(?)に行っていた、同じ技を柔術、合気柔術、合気道の3つのパターンで稽古するようなやり方も、たまに良いと感じました。 特に初心者は柔術のレベルでも出来れば嬉しいですし、中級者以上も合気柔術や合気道のレベルを少しづつクリアしながら目指すことができるので、石川先生にたまにはお願いしてみようと思います。
今日は幼児・小学生クラス合同で、河原先生にお稽古していただきました。
初めに、「氣」についてのお話がありました。
一教の体操をして見せてくださり、やってみるように促されました。 そして「この自分の指先を見てご覧。 見たところに『氣』がいくんだよ」とおっしゃいました。 そして、「手の形が大切なこと。 指先をしっかり伸ばして、両手を腰の脇から顔の前に出したときに、指の先から自分の気持ちを向かいの壁に向かって飛ばすようにしましょう」とおっしゃいました。 一教の体操とは、腰の脇に下げた両手をスッと顔の前(高さ)に持ってくる、というものです。 舟漕ぎの時のようですが、腰の動きに意識をすることはあっても、あまり手を意識していなかったかも…と反省しました。
その後で、相手の正面打ちを正面打ちで受けるのではなく、この一教の体操の要領で受ける(かわす、という感じでしょうか)というお稽古をしました。
組み稽古となり、それぞれの級に合わせた技を復習しましたが、以前教わった技が思い出せなくて、とても焦りました。 「転換が分からなくなった」というお友だちに「こうだよ」とやってみせることが出来ないのです。
小さなおともだちと組んで正面打ち一教をやりましたが、「肩を回すようにして」入り身で入ってくるのがとても上手でした。 常に三角を意識しているのでしょう。
気持ちの切り替えが下手な息子は、緊張感が取り戻せないまま、終わりの時間を迎えてしまいました。
息子は、河原先生のことも好きだと言います。「それなら、今度河原先生が来てくれた時、見違えたねって言われるようにしようね」と誓った母と息子でした。
正中線、半身(の一致)、足腰を柔らかく使う、直線運動。
「この4つを常に意識して行いましょう」という石川先生のお話から、今日のお稽古が始まりました。
「複雑でない技がいい」とずうずうしいお願いをすると、「片手取り一教」をお稽古してくださいました。
以前習った手ほどきは、掴まれた手の肘が相手に向くような感じになるものでした。
今回は、掴まれた手をスッと上に上げるようにしてほどきます。
左手をほどく時は、右手よりひどい有様です。 始めから力が入ってしまいます。 力を抜こうとすると指先までダラリとしてしまって、思うようにいきません。 「左の膝を柔らかく使うように」と教えていただき、意識してみると、うまくいったような気がしました。 この「手ほどき」は、剣を振る時の動作だそうです。 力まずに、重さのある物を振り上げる。 これが決まると、さぞかし美しい動きになるだろうなあ…と思いました。
次に、手ほどきと同時に指先を相手の肩に「突く」お稽古をしました。 石川先生は「ひと呼吸で」とおっしゃって、一瞬で相手の肩に指先が「着いて」います。 やってみましたが、非常に難しかったです。
そして、この「手ほどき」を使った技が「片手取り一教」でした。 相手が自分の右手を掴みます。 これを「手ほどき」する時、相手の手首を挟むように(「矢筈の手」で)します。 息子には「カラスの口ぱく」と言うと、よく分かるようです。
続きます。 矢筈の手(右手)を相手の肘に置き、左手で相手の左手を一教で持ち、そのまま三角の方向へ肩を回すようにして踏み込んでいき、決めます。
この「一教」が分からなくなってしまい、しばらく悩みました。 自分の肘を上に向けるように、自分の親指が相手の親指の付け根にくるように持てば、間違えなくて済みそうです。
「蹲踞(そんきょ)」と「転換」が、先々週からの課題でした。 息子はつい先日まで、そんきょが苦手でした。 どうやればよいのか、理解出来ていなかったようです。
私から見ると「…ねえ、かえってその格好の方が難しいんじゃない?」と呆れるような、「肩幅に両足を開き、踵を上げて、お尻を突き出した」かえるのような姿勢をしていました。
何度か練習していると、急に出来るようになりました。 しかし、今日のお稽古ではまじめに取り組まず、ぐらついていました。 転換も出来るようになったのに、いつまでもふざけた気分が抜けないようで、母はがっかりしました。
「あの子はいつもふざけているから、組みたくないって言われてしまうよ。
お稽古が始まったら、ふざけないこと。
先生がお話しているときは、喋らない(歌わない)こと。」 と、改めて叱って(怒って?)約束させた母でした。
男の子は、どうしてふざけてしまうのでしょう。 昔まじめな女の子だったおばちゃんには、分かりません。 その心理が知りたいものです。
市民体育館での稽古の後・・・土井さんと、外で長話♪ 子ども達は、階段のところで おっかけっこ?とにかく仲良く喜んで遊んでくれていたから、母としては好都合♪いっぱいいっぱい話をして、ストレス発散(笑)と同時に、土井さんとの お友達度がアップしたようで、なんだか、ルンルン気分で帰りました。
・・・で、今日やった復習・・・あれれ・・・これってどうだっけ?
息子に聞くと、こうじゃない?と教えてくれるが、なんかチガウみたい(苦笑)
覚えが悪いのは、親子共通でした(苦笑)
今日は久しぶりに市民体育館で行いました。 一般クラスは黒帯2名、白帯3名でした。
今日は、入り身を中心に稽古しました。
(1)四尺棒を使用した入り身の稽古
受け、取りとも、四尺棒を正眼に構え、取りは『レの字(撞木)』の姿勢で受けの正中線に入り身で攻めつつ、四尺棒をクルッと切り下します(払うといった方が良いかもしれません)。 このとき、自分の正中線と相手の正中線そして切り払った棒の接点の3つで『三角の矩(みすみのかね)』が出来ていなければなりません。 自分の『体幹』がしっかりしていて、『レの字(撞木)』ができ、きちんとこの△が出来ると驚くほど腕の力を不要なままで、相手の棒を振り払うことが出来ます。
これを左右で稽古しました。
(2)剣を使った入り身の稽古(八双から袈裟切り)
棒を剣に替え、取りは八双の構えから真っ直ぐ相手の面に向かって打ち込み、刀の接点を崩さないまま、『レの字(撞木)』で受けの刀を振り払います。 この時、腕力で剣を振り払うのでなく、相手の正中線に真っ直ぐ半身を合わせ、四尺棒のときのような要領で行えば、腕力に頼らず受けの剣を軽く振り払うことが出来ます。 最初はゆっくりと出来るだけ1、2という二段動作にならないよう気をつけなければなりません。 そして、少し急ぐと『体幹』が崩れたり、きちんと『半身』になっていなかったり、『接点』が崩れたりしがちなので、慣れてきたら急ぐ必要はないですが一呼吸で行うときちんと基本的なことができているかわかります。
これを左右で稽古しました。
私は、どうも相手の正中線を見なくなってしまったり、半身のつもりでも体がつっこみ過ぎてしまったり、まだまだ体に基本的なことが滲み込むまで反復練習を続けることが必要かなと思っています。
(3)受けの片手を同方向の手で持ち、同側の肩を使って崩す稽古
半身でなく普通に立った状態の受けの右手を、取りは左手でもちます。 丁度ヤジロベーのように少し横に開き気味になった格好です。
次に右手で受けの右肩に半身で入りつつ、(1)の四尺棒の稽古のように受けの肩をクルッと回すような感覚で切り下げます。 こうすると不思議なことに腕の力をほとんど使わずに受けの体が崩れ落ちます。 丁度体幹をグラッと軽く揺するような感じといった方が良いかもしれません。 これを左右で稽古しました。
受けはしっかり足を踏ん張り、倒れないようにと踏ん張れば踏ん張るほど、簡単にかかってしまいますが、浮き身の姿勢で上体を脱力させるとかかりにくくなりました。 この辺に私達が会得しなければならないコツのようなものがあるのかもしれないと思いました。
(4)の片腕を同方向の手で持ち、同側の肘を切り下ろし崩す稽古
(3)のように受けの手を持ち、今度は、受けの肘の辺りを手刀で切り下し、相手の体制を崩す稽古をしました。 (3)よりも難しく、中々上手くいきません。
平らさんが利き手で無い方の手刀で切ることのコツをつかみましたが、利き手では中々上手くいきません。
左右を受けた時の感覚の違いを表現すると、利き手で恐らく腕の力で崩そうとした時には、受けの下半身は崩れず、上半身の力で頑張れてしまいまいましたが、利き手で無い方のときは自分の正中線(腰の辺り)が崩れていくので、上半身では頑張れる状態でないことが良くわかりました。
石川先生からは、正中線を合わせること、腕力にならないよう丹田をきちんと使うことを教わりました。
(5)受けが「居合腰 十字受けの両手」で構えているところへ、取りが手刀を力抜きで斬り落とす稽古
これもやはり、(2)(4)と体の使い方は同じです。 きちんと半身が相手の正中線に合っていること、『レの字(撞木)』となっていること、腕の力でなく、足、腰、胸の脱力と同時に丹田の力を使って切り下さなければなりません。 今日の稽古で気付いたことですが、極まる時には、十文字に受けた腕と手刀の接点にほとんど力を感じませんでした。 これが石川先生のいうぶつかり合わないという状態なのかも知れないと思いました。 入り身で相手の正中線に入る時に腕に力が入っていてはダメで、軽く真下に切り落とすくらいの意識で行うと上手くいくと感じました。 感覚や表現は個人によって違うので皆さんも色々試してみると興味深いと思います。
(6)二教の稽古
今日は、私の六級の昇級試験をお願いしました(一般の部は定期的な昇級試験でなく、その上達状況に合わせて、随時石川先生に試験していただいています)ので、二教についておさらいしていただきました。 といっても実は二教は中々上手く極まらなくてコツがつかめない状況でした。 柔術のように相手の手首を捻るのではなく、正中線を合わせどちらかというと相手の正中線に入っていくという感じで、腕は全く痛くなく、肩から相手の正中線を崩すというのが正解ではないかと思う感覚でした。
この先生の言葉を忠実に稽古してみると少しづつですが自分でもびっくりするくらい軽く極めることができました。 確実にではありませんが、基本的な体の使い方が少しづつ身についてきたのではないかと思いますし、あとは反復練習でこの体の使い方の感覚を身につけていきたいと思います。
最後に、私の昇級試験(六級)ですが、緊張のためかどうしても技のかけ方が速く雑になってしまいました。 特に肩取り二教については、極めるべきところをきちんと極められず、少し強引な形となってしまいました。 一応合格とはなりましたが、もっともっと精進したいと思います。
見学のご家族がいらっしゃいました。 見られると少しはやる気になるかな…という母の思惑をよそに、マイペースの息子でした。
受け身のお稽古では、少し離れたところに石川先生が立ちます。 私たちは一人ずつ先生のところへ歩いていき、先生が立っているのが左側なら左手、右側なら右手を先生に預けたと同時に、同じ側の足を折って背中を丸めます。 足の甲をつける感じです。
反射神経が鈍い母は、歩く段階で「先生の前に来た時に右(左)足で止まれるだろうか…」といらぬ心配をしてしまい、先生の前に立った時には既に力が入ってしまいます。 頭を打たないようにはなりましたが、先生に引き上げていただく時にまっすぐ起きられません。 「正中線を保ったままで」背を丸める(受け身をする)というのが掴めないまま、時間がきてしまいました。
息子は芯の柔らかさを褒められましたが、この脱力加減をうまくコントロール出来ないのか、「立つ」ことが下手なようです。 手をぶらぶらさせたり、足を動かしてしまったりと落ち着きがないのです。
何度も復習させていただいている胸突き小手返しです。 「正面打ちの要領で拳を受け、持ち直した拳を『転換』して三角の方向へ導く…」。 そうです、転換という手順をすっかり忘れていました!
石川先生に呼吸法を見て頂きました。
私が呼吸力を伝える方なのに、先生が流れを返して「くるりっ!」と私を崩してしまいました。あらら・・・と、仰向けに寝かされて動けなくなっていました。 氣(波状の力の伝達)が、不充分だったのですね。再度やりなおすと、先生が受けながら力の方向を修正して下さいました。
小学生の新しいお友だちが来ました!息子も励みになることでしょう。
審査会が近いので、緑帯の技「肩取り一教転換」をおさらいしました(今月の審査会は、息子にはまだ早いと判断して見送りました)。
「相手が右手で襟を掴んできたら、こちらは左右どちらの手で相手の右手を持つ」のか?…こうして日誌を書いている今も分からないのです。 確か石川先生と組んだ時に「私の右手を先生は左で掴んでいるな」と覚えたのですが、帰宅してから息子相手に組んでみると、どうやっても「相手が右なら自分も右」でないと、次の「転換」に持っていった時にしっくりきません。 とりあえず先にすすみます。 相手の手首と肘の辺りを、上から持って外します。
この外し方もよく理解できず、えいっと力で外してしまいました。
手を外したら入り身、そして転換します。 すると相手がくるーっと振り回されるような格好になります。 最後に2、3歩進んで相手が伏せたら、相手の手首を返し、肩を回すようにして決めます。
この日は台町市民センターでしたが、初めて2階の体育館でお稽古しました。 夏の体育館…忘れていました。 むわーっと暑いということを。 そして、その暑さに拍車を掛けるように、大汗をかく事態となりました。
先生に「片手交差取り入り身呼吸投げを教えてあげてください」と言われて、新しいお友だちと組みました。 はい、では手をこうして掴んで…と説明し始めて、どっと汗が噴き出してきました。 ええっと、どうするんだっけ…。 別のお友だちと組んでいる最中の石川先生に「分からなくなってしまいました」と申告すると、ひと呼吸おいて(この「間」が、いやに長く思えました)「正座礼でも何でも良いので教えてあげてください」とのこと。 恥ずかしいことです。
お友だちは、真剣な目でおばちゃんを見ています。 奇麗な礼をしました。 飲み込みが早いなあ…。
正面打ちの時、あまりにも正直に「1、2」と腕を振り下ろすお友だちに「1の時には、もう振り下ろしている、という風に思ってやってみたら?」などと、とんでもないアドバイスをしてしまったおばちゃんです。 やってもらってみたところ、正中線が崩れて、脇が開いてしまいます。 どう言ったらうまく伝わるだろうか、でも私だって出来ている訳ではないのに。 わたしより、ずっと先輩のお友だちに向かって、出過ぎた真似だったろうか…と、くよくよ悩みます。
息子と組んだ時、技の手順を覚えていることにびっくりしました。 「ママったらチョキの技が分からなくなっちゃって、お友だちに教えられなかったよ」と白状すると、「こうだよ」とすんなりやってみせるのでした。 ああ、面目ない…。
汗も恥も沢山かいてしまった一日でした。 そして息子にもお友だちにも、助けられたお稽古でした。 ありがとうございました。
(チョキの技、子供たちの略称「片手交差取り入り身呼吸投げ」のこと)
先週から新しいお友だちが入りましたが、ご兄弟とお母さんも参加されることになりました。 女性と一緒にお稽古するのは初めてで、楽しみにしていました。よろしくお願いします。
「受け身を練習するように石川先生から言われたのですが…」とのことでしたが、この母も受け身がまだ出来ていません。 正直にお話し、「膝行でもいいですか?」と、かなり強引に膝行に持っていってしまいました。 しかし教えるというのは何と難しいのでしょう。 自分が出来ていないことを教えるというのは、特に。
「正中線」と「半身」(と言いながら体の線をなぞり)が大事です。 「丹田を柔らかく」という言葉は、石川先生がよくおっしゃいます。 目線を進む方へ向けて、姿勢を真っ直ぐに保つこと。 両手はぶらぶらさせないで、足の付け根あたりにそっと置くこと。 足は、このように運んでみてください… などと説明しながら実際にやって見せましたが、よく分からなかったかも知れません。 しかし、一生懸命吸収しようと取り組んでくださいました。
先生が手を持って引き上げてくださる受け身では、息子が上達していると実感しました。 はっきりした声でご挨拶できるともっといいのに。
「肩取り一教転換」をおさらいしていただきました。先週は立って行いましたが、今日は正座で行う技でした。
まず、正座での「転換」を大変分かりやすく教えていただきました。
正座から入り身になり、「相手に向かっていくようにして」さっと右足を後ろに引いて、丁度居合腰のようになりながら、同時に左足を立てる、というものです。
立って入り身からレの字に立ち、背中側から回る以外に、これも「転換」なのですね。 繰り返しお稽古しましたが、どうしても顔が相変わらず前を向いたままで、滑稽な格好になっていたようです。
先週、「相手が右手で肩を掴んだら、どちらの手で相手の手首を持つのか?」と悩みましたが、「右手で」合っていました。 「相手の肩を掴む」という動作で、ただ真っ直ぐ腕を伸ばせば良かったのです。 「右手で、相手の右肩を掴む」訳はありません。 そこで迷ったために、「相手の手首を持つのはどっちだ?」と悩んでしまったようです。
続きます。正座で向き合い、肩取りを外します(この時、相手の腕を回さなくても外れる筈なのですが、つい回してしまいました。 おまけに、雑巾絞りのように回してしまいました…)。 そのまま、ぐーっと相手に入り身で入っていきます。 そして、相手は自分の右後方に伏せてもらうのですが、相手の腕を肩の方に回しながら(三角を意識します)、同時に座って「転換」します。 相手の手首を返して、肩を回すようにして決めるところは、片手交差取りと同じです。
型の手順を追うだけで精一杯でした。流れるような動作に、更にそこから先のものが見えるようになるのはいつでしょう。 石川先生は「今はまだそういう段階でいいと思います」とおっしゃいました。 息子の上達に喜びつつ、自分が少し情けないような気持ちになりました。
お友だちのお母さんは飲み込みが早いので、置いていかれないように気を引き締めていきたいと思いました。
23日の審査会を欠席したので、参加されたお友だちに様子を聞いてみようと思っていたら「今日から小学生クラスに移りました」とのこと。 息子と仲良くしていただいていたので、とても残念です。 でも、いずれ息子も小学生クラスでお稽古する日が来ることでしょう。 その時まで、おばちゃんも精進します。
前方・後方回転受け身は、床で滑って肩を打って…と相変わらず決まりません。 ただ一度だけ、肩や腰をひどく打たなかった時がありました。 でも、何が良くて打たずに済んだのか分かりませんでした。
石川先生に手を取っていただく受け身の後、正座での正面打ちを2人一組で行い、「正面打ち一教」を集中的におさらいしていただきました。
正座の技でした。(相手が右手なら、こちらも)右手で正面打ちを受け、相手の腕を取り直しつつ、この場合は左足で相手の左横に踏み込みます。 そのままズイッと入り身で入っていくと、自然に相手が伏せる形になります。 肩を回すようにして決めます。 複雑な技ではない(と思う)のに、流れるように動けません。
立って行う時は、正面打ちを受け、相手の腕を取り直すところまでは同じですが、相手の肩を大きく回すようにして入り身で踏み込んでいきます。 この時、三角形を意識し、こちらの両腕をたゆませず、伸ばして行います。 石川先生に「腕を伸ばして!」と声を掛けられて、先生の腕をうーんと伸ばしてしまったおばちゃんでした。
続きます。そのまま2、3歩進み、相手が伏せる形になったら、肩を回すようにしてしっかり決めます。
正面打ちの時、先生から改めて「1、2のリズムではなく『ひと呼吸で』」と言われて、はっとしました。 子供さんと組んだ時、私の方が早く腕を振り下ろせるのは、まあ当たり前です。 先生と組んだ時に、私の正面打ちよりも早く、先生が受けの構えをされるのも当たり前なのですが、「ひと呼吸」という言葉にヒントが隠されているような気がしました。 今度意識してやってみようと思いました。
夜、布団の上で「こうだっけ?いや、こうか?」と一人、見えない相手と組む母です。
熱心に絵を描いていた息子がふと顔を上げて「やってあげようか?」と声を掛けてきました。
3才の子供が、とっくみあいごっこと勘違いして「うりゃーっ」と割り込んできました。 ほんの2分くらいしか一緒におさらい出来ませんでしたが、自分から声をかけてくれた息子に嬉しく思いました。
幼児クラスは私たち親子2人と石川先生という、何とも贅沢で充実したお稽古でした。 一緒に稽古しているお友だちは遅れての参加でした。 お休みでなかった、とホッとしました。
先週、母が全く理解できなかった「片手取り小手返し」を丁寧に教えていただきました。
「手ほどき」の後、手を持ち替えて、小手返しから躊躇することなく外回りに肩を回すと、あらら…相手はクルクル回ってぱたんと伏せています。 自分の肘(相手の手を持っていない方)に相手の肘を挟んで決める時も、肩を回すようにする、と教えていただきました。 小手返しの後で動きが止まってしまったら、肩を回すのを止め、自分が相手の頭の方を回って相手をうつぶせにさせる、ということでした。 先生に技をかけていただくと、気持ちがいいくらい自分が軽々と回っているのが分かります。 楽しいと言ったら不謹慎でしょうか。
手の添え方・足運びなど、ひとつひとつの所作がぎこちなく「うーん…これでいいのかなあ」と迷いつつ技を行う母。 しかし、何とかして肩から回って受け身をしてくださる先生でした。
「手ほどき」「舟漕ぎ」では、フンッと力を入れてほどく傾向をあっさり見抜かれて「無理矢理派?」と笑われてしまいました。 心理学を学ぶ肉親から「無理に思い込む傾向があるのでは?」と言われたことを思い出します。 「力みのない心・体」というお話が心に染みました。
「見て学ぶ」ことが苦手な親子です。 息子は少々ふざけ過ぎ、先生に相手をしていただく母のすぐ隣に座りました。 本人は「よけてみたかった」と言いますが、お稽古中にやってはいけないことです。 何故いけないのか、繰り返し教えていくしかないようです。
先生の機転で、背後から息子の手を持ち、母と組むようにしてくださいました。 先生に手を持ってもらうのが嬉しいらしく、またくすぐったいのか、グフフと笑いながら向かってくる息子の満面の笑みに、こちらも脱力でした。
呼吸法では、 1.下丹田の中心に正中線を立てること。 2.その正中線を相手の正中線と、軸を通すこと。 3.自分の左右の半身と、相手の左右の半身を、合わせること。 4.腕の内側を通る感じで、相手の肩に向かって真っ直ぐ。 5.気を起こした瞬間に、足腰胸をゆるめる。 6.氣力・丹田力・動作の一致は、剣の扱いと同一である。
いつもこうしたことを、説明していくださっています。
「腕の内側を通る感じで、相手の肩に向かって真っ直ぐ」という感覚が初回には掴めません。 1回だけ、力の抜けた一瞬があり、捕まれた手をスッと抜くことが出来ましたが、どうしてうまくいったのかよく分かりませんでした。
稽古の後は、息子の大好きな綱引きでした。 思いがけず母も参加させていただきました。 子供3人対母です。 勿論、母が勝ちました。 主婦の力業?ちょっと大人げなかったかな。 手が痛くなってしまったお友だち、勝たせてくれてありがとうございました。
帰りの車中で「はあー疲れたぁ」(15年早い!)と言うものの、褒められて元気一杯の息子なのでした。
今日の一般クラスは、黒帯が3名、白帯が2名で、私からのリクエストで「三角の矩」(みすみのかね)を中心に稽古を進めていただきました。
まず、はじめに、次のようなお話がありました。
『「力技(ちからわざ)」と「力抜きの技」の2方法では、同じ結果を出す場合、この2つの方法のエネルギー総量は等しいことになる。
では、何故後者の方が力が抜けているのに同じ結果を出せるのか?それは、次の2つの理由によります。
一つは、「根をしめて、風に吹かれる柳かな」「根を締めて風にまかせる柳かな」「根をしめて風にまかする柳みよなびく枝には雪折れもなし」などと言われますが、枝葉ではなく幹と根。腕力ではなく、体幹を使える身体。 ここで言う体幹とは、正中線、左右の半身、丹田になります。
二つ目は、「三角の矩」の理解。植草開祖は、この「体幹」と「三角の矩」を平明に「△○□」(さんかく、まる、しかく)と説かれました。
「体幹」と「三角の矩」を作ったら、「切り結ぶ、太刀の下こそ地獄なれ、踏み込め行けばあとは極楽」ただ、真っ直ぐに踏み込み行くことが大切です。』
(1)座位で正面打ちから半身を意識しながら入る稽古 ・ 受けからすると打ち込んだ(取りからすると受けた)手と肘に添えたもう一方の手と自分の正中線の胸を結ぶ三角 ・ 受けからすると打ち込んだ(取りからすると受けた)手と自分の正中線の胸と相手の正中線の胸を結ぶ三角
の2つの三角を崩さないように相手に相手の正中線に直線的に入り込むのですが、少しでも力んだ入りすると全く入れず逆に簡単に返されてしまいます。石川先生にはびくともしないのはもちろんのことですが、黒帯の方達ともレベルの差を感じました。
(2)座位で両手同時の手ほどき
(3)立位で片手取りからの手ほどき
(4)片手取りからの合気上げ(2)と(3)は違いを比較しながらの稽古
(5)正面で両手を持たれた他体勢から天地投げ
自分の体幹(たいかん)を崩さず、半身を合わせる。ナンバ歩きのように半身を合わせなければ上半身に力み(りきみ)が生まれてしまうということが、理屈と受けた時にはよくわかるのですがいざ自分でやると難しいです。
コツは、挙げようとする手の方の相手の手、腕、肩と一直線(気持ち内側くらい)になる様に半身を合わせながら入り込むことですが、相手の中心を見ていないとこの関係が崩れてしまいます。
練習あるのみ、練習を続ければ少しづつ体が理解してくれると思います。
(6)座位の呼吸動作
(7)脇構えの状態から剣で切り込み、撞木足の体勢となりながら相手の剣を払う。これを一呼吸で行う稽古
受けは正眼に構え、相手の「動くのう」を捕らえたら、剣を下方にかわします。
このとき、切り込む側は、円を描くように切り込むのではなく、2呼吸、3呼吸という動作にならないように注意しながら、直線に相手の正中線に剣をおろすようにするのがコツです。
(8)受けは正眼の構え、取りは脇構えの状態から剣でゆっくり切り込み、剣と剣が当たったらその接点を崩さず一呼吸で払う稽古
この最後の姿勢はまさに自身の正中線、剣先、相手の正中線を「三角の矩」で結んだ状態になります。
今お稽古の始めに、先生からお話がありました。
「極限まで努力する、自分の限界の中で努力する、そこに真の美しさがあり、それは努力によってしか得られない。 そして努力することで、応援してくれる人たちに応えることが出来る」というような内容だったと思います。
活躍する一流の人たちは、大抵誰の目にも分かるほど、大変な努力をしています。 彼らに少しでも近づこうとするなら、それこそ目もくらむような努力をしなければならないことでしょう。
お稽古を始めて9ヶ月目が終わろうとしています。 母は欲が出てきました。 うまくなりたい、少しでも技を覚えたい。 しかし、そのための努力をしているのだろうか?と
問われれば、残念ながら…と口ごもるしかありません。
上記の先生のお言葉には沿わないかも知れませんが、「キャパは人それぞれ。自分の限界の中で最大の努力をしよう、とりあえず。 合気道では、息子より常に半歩先を行けるようにしよう。」と心に決めた次第です。
当面の母の具体的な目標:苦手な前受け身で「どたん、ごろん」と音を立てないようになる。
母が決めた息子の具体的な目標:回転膝行で、回る方向を間違えないようにする。
正面打ちの打ち方・受け方の稽古で 子供を相手に稽古する時は、「打つぞ」といいたげな「ん!」という表情の変化と、「どっこいしょ!」のリズムで腕を振り上げるので、私にも簡単に間を捉えることが出来ます。
石川先生を相手に打つ時は、私が打とうと思ったときに、先生が半身になってしまいます。 ですから私は、打とうとした手を引っ込める、というズルをしてしまいました。 申しわけありません。 たぶん私も、子供たちと同じような「表情の変化」と「どっこいしょ!」を、やっているのでしょうね。
息子は、悩みとは無縁に見えます。 そして、どんな状況でも楽しみを見つけられるという、子供特有の特技を持っています。 迷ってばかりいる自分、動けなくなってしまう母には、とても羨ましい。
今日は珍しく、帰りの車中で「眠くなっちゃった…」と言ったきり、駐車場から居間へと運ばれたのも気づかずにぐっすり3時間眠った息子でした。
今日のは、黒帯が2名、白帯が2名に石川先生と贅沢な少人数稽古となりました。
(1)最初は、『レの字に立つことの大切さ!』を教えていただきました。
踵(かかと)、大腿骨(だいたいこつ)、骨盤の関係、気を通す、丹田を柔らかくと説明がありました。
約30分間、真っ直ぐに歩くこと、向かい合った相手を崩すことの稽古を行いました。
「レの字」の足と体幹がしっかりしていないと、体がグラグラしてしまいます。 クーラーの利いた室内でも汗だくになってしまったほど、ハードでした。
一同、これだけで満腹状態で、もう帰りましょうかという雰囲気になったところで石川先生から「休憩しましょう」となりました。
(2)(1)と同様に相半身で向かい合い手刀を合わせ、受けの手刀を剣で切り込む要領で攻める稽古。 受けは体幹がしっかりして『レの字(撞木)』の姿勢が出来ていないと、この切込みを防ぐことが全く出来ません。 不思議に感じるかもしれないですが、きちんとした姿勢で受ければ、攻めを停めることも可能です。
(3)同様に相半身の形で手刀を合わせ、今度は受けが攻めの手刀(前の手)を逆にかわす稽古。 正確にはかわすのではなく、『レの字(撞木)』を上手く使って体全体で攻めの手刀をなぎ払い、相手の正中線を崩すと言った方が良いかもしれません。
(4)剣を使って八双の構えからの袈裟切りの一人稽古 剣を真っ直ぐ相手の頭部に切り込み『レの字(撞木)』になり体全体で袈裟に切る。 このとき肩や腕で剣を振り回して切ってはいけません。 また、1、2というようないくつかの動作の組み合わせではなく、一呼吸でこの一連の動作を行わなければなりません。
(5)剣を使って八双の構えからの袈裟切りとそれを受ける稽古 袈裟切りで切り込まれた剣を、剣に身を入れるようにして受ける稽古です。 どうしても剣を先に出して頭が後ろに引いてしまいますので、意識して頭を剣の真後ろに入れるようにしなければなりません。
(6)剣を使って八双の構えからの袈裟切りと切り返し、そしてそれを受ける稽古
1太刀めの袈裟切りから切り返すときには、半身を変えて剣に身を入れるだけで、一呼吸で非常に高速の袈裟切り&切り返しが出来ます。 半身の切替しにはもってこいの稽古だと思いました。
受けも同様に『レの字(撞木)』を入換半身を切り返すだけで受けられるはずなのですが、私には中々出来ませんでした。
私は以前剣道をしており、一応二段を持っていますが、その時の習性か逆半身という姿勢が苦手です。 特に受けにまわった時の半身の切り返しは非常に難しかったです。
続いて、平さんのリクエストで
(7)6教の稽古を少し。
座位で向かい合い、受けは胴着を取ります。 次に取りは、受けののど元に当身をしてのけぞらせます。 こうすることで、受けが胴着を取っている腕が伸びることになります。
伸びた腕を当身をした拳で軽く叩いて折り、一教と同様の要領で受けの肘を返し相手の正中線に自分の意識と体を合わせます。 次に肩を抜くようにして肩を落とし、腕をしひぐ(へし折る)ように極めます。
合気道には珍しく、関節を壊そうとするような技ですが、その極めるまでに至る体の使い方は、とっても合気道らしくて非常にためになります。
もうすぐ夏休みも終わり、クラブ活動や受験勉強で欠席していた一般クラスの中学生達も戻ってきますので、にぎやかになるのが楽しみです。
石川先生の前方回転受け身を、目を皿のようにして見ました。
正中線を保ちながら、丹田に向かって頭を下げるような格好になり、肩からするりと回っています。 前へ進むのではなく、その場でくるりと回る。 それも、コトリとも音も立てずにです。
一方私は、またみっともなくドタンと転がってしまいそうだな、腰を打って痛いだろうな、恥ずかしいな…などと、やってみる前から心の中で言い訳をしています。 そして、思った通りになってしまうのでした。
隣の息子を見ると、器用に肩も頭もつけずにコロコロと横に転がっています。 それも違うよと注意はしたものの、どう違うのかやってみせることが出来ないのでした。
呼吸法,舟漕ぎ,正面打ち,胸突きと続きました。 こ、こんな感じ?あれ?と首を傾げながらやっていると、小さなお友だちのおでこにおばちゃんの拳がゴツンと当たってしまいました。 ああ、ごめんなさい!
そして「胸突き小手返し」をお稽古しました。 相半身で立ち、相手に見えない(隠した)方の手で突きます。 技を掛ける側は、正面打ちを受ける時のように拳を止めます。 この拳を「どちら側の手で受けるか」で迷ってしまいました。
「相手が右で突いたら左で受ける」のですが、今度は「相手の拳のどの辺りをどのように止めるか」が分からなくなりました。 「正面打ちの要領で、腕を真っ直ぐ立てて、相手の手首の辺り」を「押さえる」のか「止める」のか?ひとつひとつに迷ってしまいます。
止めた手で相手の拳を持ち直し、そのまま三角を意識した方向、つまり掴んだ手の外側に導きます。 この時の足は、普通に歩くようです。 そして小手返しをし、躊躇することなく外側へ肩を回し、相手が伏せたら、決めます。 この辺りは三週連続でお稽古している通りです。
相手の胸・掴んだ(捕まれた)手・自分の胸という三角形。 掴んだ(捕まれた)手・自分の胸・自分のおでこという三角形。 形を変えながら、常に三角形が存在するということ…小さなお友だちと組んだ時、導く方向が分からなくなり、ふたりで「こっちだっけ?」と言っているうちに時間が来てしまう、ということが往々にしてあります。
この三角形を意識すれば、自然に導く方向が分かりそうです。 分かるといいなあ…。
体をねじる・ひねる方向へ導くのはあり得ないのでした。
石川先生と組んだ時に「三角!」と声を掛けられ、腕をゆるめることなく意識して行うと、自分の中では「丁寧に技をかけることが出来た」という感じがしました。
十分理解出来ていないし、流れるような動きにはほど遠い自分ですが、石川先生は「皆だんだん流れが分かってきたようです」と言葉を掛けてくださいました。
最後は集中力が途切れて、かなり散漫な息子でした。しかし帰宅後、父に「褒められたよ!」と報告するのでした。
いつもは4人の幼児クラスですが、今日は黄色・橙帯の小学生クラスの皆さんと一緒で、8人のお稽古でした。日野支部の河原先生からご指導いただきました。
なかなか覚えられない私とは反対に、お子さん達は技を良く覚えています。
身長差に戸惑いつつも、おばちゃんの初歩的質問に付きってくれました。
久し振りに息子と組みましたが、どうしてもあらが目につきます。
片手取りでは「そんなにクニャッとしていていいんだっけ?」 片手交差取りでは「ダンスじゃないんだから」「勢いをつけないで」と口うるさくなってしまいます。
しかし息子と組んだ先生は「片手交差取りが上手だね」と褒めてくださいました。
え、そうなの…。
お稽古の最後に、時間があると皆でゲームをします。 綱引きと手繋ぎ鬼でした。 「お母さんも一緒にどうですか」と声を掛けていただき、鬼ごっこを楽しませていただきました。 見学されていた親御さんたちには見苦しかったでしょうか…すみませんでした。
お稽古の終わりのご挨拶「相互に礼」の掛け声を、息子に促してくださいました。
「もっと大きい声で」「聞こえませーん」の励ましの中、3度目にようやく聞こえるくらいの声が出ました。
正座礼は、とても丁寧に出来るようになった息子です。 お風呂に入った時、背筋がぴーんと真っ直ぐに伸びていることに気が付きました。
今日はとても暑かったので、あまり激しい動きではないものを中心に稽古しました。
まずは、二教
座位の両手持ちから、取りは両手を合気上げのように(実際には受けの両手首を手の甲で軽く開いてあげるようなつもりで)上げ、外側から手を相手の手首の上方に乗せ二教をかける稽古。
ここでいうかけるとは 『ひょいひょいと、手首・肘・肩と、取る、ようなことを指します。
糸電話の糸を、強く張ると切れてしまいますが、適度に緊張を与えると、向こう側の声(振動)が伝わってきます。適度に関節のゆるみをとって、相手の動きを感じ取ります。
ひょいと肩を抜くと三教がかかったり、ひょいと肘を抜くと四教がかかったりします。
この動きは、全て剣の扱い(袈裟切り・斬り落とし)で説明する事ができます。』
次に、三教
座位の正面打ちから、受けの小指の線をとって三教にかけ、剣を切下ろすように受けの肩をかけたまま切り下ろす稽古。
次に、四教
立位の両手持ちから、四教で相手の肩をかける稽古。 上げと下げの両方でつかみ方、かけ方が微妙に違っている点を指導いただいた。
次に四教から肩抜き
立位の片手持ちから、四教で受けの肘から肩をかけ、軽く肩を抜いて崩す稽古。
基本的なことですが、一つ一つポイントを押さえてきちんとかけることは難しいです。 生徒同士では結構かかっているように感じても、石川先生には全くかかりませんが、微妙にポイントがずれていたり、無意識のうちに力が入ってしまたりしているのだと思います。 やはり、地道な稽古を何度も繰り返すことが肝要だと思いました。
今日は、その後、4級の昇進試験を1名が受験。 きれいに技がかかっていました。
その後、剣の稽古
取りは正眼、受けは左上段から、取りは剣先を下げ誘い込みます。 受けは、上段から面を切りに行きますが、取りは横に捌きつつこの剣を受けます。 取りは両者の接点の関係を崩さないように剣を切り返し面を切りに行くという稽古を行いました。
後ろ膝行と回転膝行は、未だによろけて手がついてしまう親子でした。
私の希望で、前回ままならなかった「転換」をお稽古していただきました。
相手に向かって半身を変えて入り込んでいき、転換します。
「回転」ではなく、うまく転換出来たときは、相手の前に収まっているような感じでした。
動きの中に常に三角形が存在する(三角形を意識する)ということを改めて教えていただきました。
「片手取り」の次の動作へ移る時に、「転換」「入り身」「一教」どれだっけ?と、そこで考えこんでしまい、咄嗟に動けない自分に焦ります。一教の動作では「今、右手で掴んでいたからええっと…あれ?」と、動きが途切れてしまいがちです。
きっと無数の組み合わせがあるのでしょう。一体何年かかったら半分…いや、1/5の技を覚えられるのだろうか?
帰りの車中で、お稽古中終始オロオロしている自分を振り返って苦笑いです。
その傍らで、悩む様子もなく楽しそうな息子でした。
息子は「相互に礼」のご挨拶を前回より大きな声で言うことが出来ました。
前回の日誌を読まれた先生のお気遣いでした。ありがとうございました。
今日のお稽古は10人でした。 初めてお目にかかる方もいます。 新鮮な気持ちは息子も同じだったようです。 いつもは「ママのとなり」と甘えるのに、お友だちにつられて間に入っていきました。
ちらっと見ると、散漫な様子もなく、真剣な表情で膝行をやっていました。(時間が経つにつれて普段の様子に戻ったのかもしれません。今回の母は、息子を省みる余裕が全くありませんでした。)
舟こぎ運動の後「手ほどき」を教えていただきました。
力をいれて解く訳ではないということは分かるのですが、思わず肩に力が入ってしまいます。掴まれていない方の肩に、指先をスッと持っていく感じです。 これが難しかったです。
入り身のようにするとうまくいったような…肘を相手に向けると決まったような…
うーん?と思っているうちに時間がきてしまいました。
次に、手ほどきの後で手を持ち替えて小手返しをし、相手が崩れたところで「くるくるっと」肩を回して(としか形容出来ません…)、相手がうつぶせになったところで腕をしめて決める技をお稽古しました。
回さなくても、自分が相手の頭の方を回って相手をうつぶせにさせれば良い、と教えていただきました。 何度見ても、どうやったらあのように奇麗に回すことが出来るのか分かりませんでした。
お友だちに「何にも分かってないんです。 教えてください」とお願いすると快く教えてくれました。 そして「ほほう、なるほどね」と関心するそばから出来ないのです。
ならばと受身を楽しむも「うーん、あれっ?回らない…」とお友だちが呟くのが聞こえました。 ごめんなさい、重かったでしょう。
20回見ても、30回受身をしても理解出来ない気がして焦りました。 結局、習得出来ずに終わってしまいました。
手つなぎ鬼は楽しかったです。 ずっと鬼でも良かったくらい。
子供の頃は鬼ごっこが嫌いでした。 足が遅い子供だったおばちゃんです。 いつかは鬼になる時が来て、一度鬼になったら休み時間が終わるまで鬼のままでした。
楽心のお友だちは、足が速い速い。 追いかけるのも楽しいものです。 こんな時「大人になって良かった」と思うのです。
帰りの車の中では、ひとり反省会。 「今日の技、分かった?ママはまるで駄目だったよ…」と言う母に、息子は「うん、教えてくれたからよく分かったよ」と、橙帯のお友だちの名前を言っていました。
普段「話を聞いてない!さっき3回も言ったでしょ」と怒っている母ですが、息子の方がずっと吸収が良いということを認めるしかありませんでした(今回だけは)。
「うちに着いたらママに教えてくれる?」「うん、いいよ」と、頼もしいのでした。
今日は市民体育館での稽古でした。
幼児クラス ⇒ 一般クラス ⇒ 子供クラスという稽古順序に変えてはじめての稽古です。
一般クラスは、黒帯1名、白帯3名で、私が「肩を抜く」ことについての稽古を希望し、
(1)(2)を稽古する前提で、木剣の素振り法(左右の半身)の稽古
(2)受けが「居合腰 十字受けの両手」で構えているところへ、取りが手刀を力抜きで斬り落とす稽古
〔相手の正中線への気の集中、腕力ではない丹力、体の練りが必要です。左右の手で交互に行いますので、左右の半身の育成になります。〕
(3)「三角の矩(さしがね)の大事」についての説明と実技、さらに剣と剣の接点と相手の正中線に直線で入る動作の稽古
矩(さしがね)とは、かぎ型の定規のことで、巨はかぎ型の定規に取っ手のついた様子を表した象形文字で、昔は矢で長さをはかったことから、矢+巨でさしがねと呼ぶようです。
植芝開祖の説かれた△○□について、石川先生は次のように話されています。
合気とは、剣術にして体術・体術にして剣術として稽古しなければ見えてこないものであろう。△○とは、三角の矩と同一のものと思われる
(4)下げ手の基本 (1)と(2)の稽古の応用で、片手取りからの下げ手(合気下げ)の実演と解説
必ず成功というわけではありませんが、何回かは自分では納得いく感触で技がかかったと思います。
次に、二教の稽古。これは逆手に取った相手の腕を軽く持ち、他方の手で相手の腕を使って正中線に入っていき、切り込む(表現が適切でないかもしれませんが)ことで、技が決まりました。最初の(1)〜(4)の稽古と感覚は一緒だと思います。
これも全て成功というわけではありませんが、初めて気持ちよく技が決まりました。
これら成功したときの感触を忘れないよう、稽古を続けたいと思います。
子供クラスが始まる頃、時間の伝達が悪くて今日から時間変更となったことを知らなかった、黒帯2名、白帯1名(女の子)がやってきて、今日の一般クラスのおさらいをみんなで行いました。
もちろん、石川先生は子供クラスのご指導でしたが、厳しい中にも和気あいあいとした、八王子道場ならではの一般クラスでした。
今日は台町市民センターの和室での稽古でした。
幼児クラス(13:00〜14:00) ⇒ 子供クラス(14:00〜15:00) ⇒ 一般クラス(15:00〜16:40)という順序で稽古しました。
一般クラスは、黒帯3名、白帯3名で、下記のような稽古をしました。
相半身になり、取りは初動を見せないよう脱力とともに受けての手のひらに向けて手刀を振り下ろす。受けは前方に差し出した手のひらを上にして、相手の正中線に意識を集中しこの手刀を外す稽古
受けは、相手の正中線に集中し、取りの全体を見て取りがまさに攻めようとする初動を見極めなければなりません。
私は目付けが悪く、最初上手く外せなかったのですが、少しづつ慣れてきました。
受けが「居合腰 十字受けの両手」で構えているところへ、取りが手刀を力抜きで斬り落とす稽古
片手取りからの下げ手(合気下げ)
片手取りから合気上げ、そして二教という稽古〔6/5の稽古参照〕
両手取りからの下げ手(合気下げ)、そして両手で二教
片手取りから、受けの肘に入り、切り落とすことにより受けを巻き込むように崩す稽古
覚えが悪い私ですが、基本は皆一緒ですので、同じことを繰り返し稽古することにより、少しづつ上達しているのではないかなと思っています。
先生が教えてくださることを頭の中で反すうし、自分なりに解釈しようとするものの「では、今のはどういうことですか?」先生が尋ねられるともうドキドキしてしまいます。
そんな母を尻目に、息子はポケッとしています。心ここにあらずといった様子で、大抵話を聞いていません(申し訳ありません)。思わず母は息子のおでこをピシャっと叩いてしまうことも…。
先生からアシスタントに指名され、これこれこうです、では今の技をお子さんたちに伝えてくださいと言われて、えっ!ど、どうしたらいいんでしょう。一緒にお稽古する姉妹は私より1年半以上長くやっています。教えるどころか、教えてくださいと言いたいところです。「肩に力が入っているよ」とポンポン肩を叩いたり「おばちゃんに遠慮はいらないから、もっと力を入れて大丈夫よ」と言って緊張をほぐすことくらいしか出来ません。
私自身「指先に気を入れて、しかし肩の力は抜く」という単純なことが出来ず、腕全体に力が入ってしまいます。 母と組んだ息子は、もうへろへろと甘えてしまってどうにもなりません。
だらりと構えた手を持って「指先には気持ちをいれるの」と注意すると、片方の手にもガッチリ力を入れてきます。ポーズ取っているんじゃないんだからね、真剣にやってよ。ああ「真剣に」と言っても多分、分かってないだろうな…。敢えて褒めよというなら、この脱力具合は私には出来ない、ということでしょうか。
先生と組んで指導してもらうと、すんなり自分の技が決まったように錯覚してしまいます。しかし小さな子供たちと組んでみると、受け身が下手な私ではうまくいかない、という事を教えてもらっております。
今日は市民体育館の第4競技場での稽古でした。
一般クラスは、黒帯3名、白帯3名で、下記のような稽古をしました。
(1)座位で相対し、受けが突き出した両こぶしを、取りは軽く包み込むようにして相手の正中線めがけて自分の波動を伝えるような意識で崩す稽古
取りは2段動作にならない、初動が分からないように一呼吸で崩しに行かないと同じ位のレベル同士でも受けに止められてしまいます。
(2)座位での小手返しの稽古
取りは2段動作にならない、初動が分からないように一呼吸で崩しに行かないと同じ位のレベル同士でも受けに止められてしまいます。
(3)座位で受けの上腕を両手で持ち、受けの肩に切り込むようにして崩す稽古
小手を持つとどうしても、頭ではわかっても受けの肩を使って崩すということが出来ず、小手を捻ってしまおうとする人が多いので、上腕を直接もって受けの肩に入って行き切り下ろす感覚を養うために取り入れてくれた稽古です。
(4)座位での小手返しの稽古〔(3)により養った感覚を使って再度〕
(5)立位での小手返しの稽古
(6)立位で柔術(技の名前は不明)により小手返しのコツをつかむ稽古
まず片手交差取りから、取りは相手の腕の上から手をくぐらせ自分の手首をつかみます。そのまま受けの手を上に挙げ、剣で切り下ろすようにして身を入れます。 そうすることによって、肩を使って受けの中心を崩すのがコツです。 これは小手返しと同じような崩しになります。 危険なのでゆっくりやりましょう。
(7)立位での小手返しの稽古〔(6)により養った感覚を使って再度〕
(8)剣を使い、正眼の構えでつばぜり合い状態から、接点を崩さないで切り下ろしながら半身で入っていく稽古
(9)剣を手に換えて(8) ⇒ 呼吸投げ
とにかく暑いので派手な動きを控えた稽古を中心に行いましたが、非常に中身の濃い稽古でした。 一般クラスの紅一点が時間を間違えてしまいその後の小学生クラスと一緒にお稽古をしましたが、今日はさすがに一般クラスの皆はへとへとでお付き合いはせず帰りました。
遅ればせながら、自分なりの合気道ノートをつけることにしました。 石川先生が「ノートをつけましょう」とおっしゃるまで思いつきもしませんでした。
「いちもんじあし=一文字足」は頭にすんなり入ってきたものの「しゅもくあし」、「しっこう」となると、まだ平仮名で浮かんでしまいます。恥ずかしいことです。
ノートには、その日に教えていただいた技の名前と手順、注意点を書いています。
「手順」という言い方でよいのか分かりませんし、手順にとらわれてはいけない、と言われたような気もするのですが…。帰りの車の中で(赤信号で止まったときに)忘れないうちに、と急いで書き込みます。
先生の足さばきを見ていて、「転換」という動作を、今まで「回転して」覚えていたことに気づきました。どうやら私だけでなく、子供クラスの皆がそうだったようです。
ひとつの動作を覚えるとき、つい「1,2」とリズムを取ってしまいがちです。そうではなく、流れるように。「心もそのようでありたいものです。躊躇することなく相手と向き合っていけたら良いですね」と石川先生がおっしゃいました。
心の赴くままに、素直に。そのように過ごしたいと常に思っていました。人が、そんな自分をいつも快く受け止めてくれる訳ではありません。こちらに悪意が無くても、相手が悪意と取ってしまうことも度々ありました。結局それは自分に思慮が足りなかったということになるのでしょう。
息子は、じっとしていることが苦手です。仕上げ歯磨きの時も、爪を切るときも、体のどこかがリズムを取っています。先生にやんわり注意されて恥ずかしい気持ちになっても、次の瞬間にはだらりと寝そべったり、母の手を握ってきたりしています。
先生と組んだ時はどうだったのでしょう。
「合気道、楽しい?」「うん、楽しい」
帰りの車で、いつも嬉しそうに答える息子です。
今日の一般クラスは、石川先生からご指導いただきました。
黒帯2名、白帯4名とこじんまりしていますが、中身の濃い稽古でした。
まずは、自分の中心を意識しながら相手の中心に入っていく稽古です。 受け手も自分の中心と相手の中心を意識し、お互いに中心からずれ左右のどちらかが空いたらそこから中心に攻め込む、そうしているうちに推手(すいしゅ)のような動きになることもあるというものです。 半身で撞木足(しゅもくあし: Step ofwooden bellhanmmer)で構え、中心を崩さないように相手の中心に入っていく(または受ける)のは、見ているよりもずっと難しいですし疲れました。
次は、片手取り手解きです。 受けていると術が決まっているときとそうでないときの違いは明確に分かるのに、脱力して相手の中心に半身を入れていく、ただそれだけのことが中々上手く出来ませんでした。 少しづつは良くなっていると思うのですが・・・・。
その後は、片手取りの転換、居合い腰の相手の崩し(霞取りの崩しと同じです)、剣による稽古の後、片手交差取りを行いました。 いずれも、自らは脱力し、如何に相手の中心に入っていくか、または相手の中心線を如何に崩すかでしたが、色々試しながら焦らず身につけたいと思います。
上達のスピードは個人差も大きく、特に私は上達の速度が遅い方ですが、不思議とも思える術、技をひとつでも身につけられるととても嬉しいですし、頑張って続けたいと思います。
今日は台町センターでの稽古で、折戸先生のご指導でした。
一般クラスは、黒帯2名、白帯3名で、「肩を詰める」「肩を抜く」など、相手の肩を使って崩すことを練習しました。
皆で試行錯誤を繰り返しながら、技によっては上手くいったかなというような感覚も何度かあり、少しづつ体の使い方が出来てきているのではと思いました。
台町センターは稽古場によっては大きな鏡があるので、自分の動きを見ることができ、試行錯誤を繰り返すのにはもってこいかなと思いました。
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