歳時記
 チャレンジスピリッツ、ともいう。トライ ファースト スインク ネクスト、ともいう。地位・役割が人を育てるともいう。もっと簡単に、言い訳をするな、ともいう。 
 まずやってみることが大切な場合がある。(もちろんそうでない場合もある。) 分別が先にたって自分の許容範囲のものだけを選んでいると、思いがけない自分の才能の発見や、貴重な失敗体験を得られない。 自分からチャレンジできる人は幸いだ。
 それが出来ない場合もある。だから「可愛い子には旅をさせろ」とか、「獅子は子を、谷底へ落とす」というのでしょう。こうした親や師の愛情を受け止めて、壁を乗り越えて次の世界へ進めた人は幸いだ。(もちろんそうでない場合もある。)
 よく稽古中、見かけない者に気づくと、私は「彼は旅に出たのかな?」と笑って言う。皆さんはオチャラけた冗談だと思って、笑っている。まあ、そうでもあるまい。旅に出るのもいいぞ。 
 右下の写真は本部稽古中のティータイム。左下はTさんの稽古日誌の一部。私は皆さんに記録をつけることを薦めている。実行する人は少ないが、Tさんはよくやっている。ただし本人が言うには、後で読み返した時、再現不能だそうだ。それも、よかったではないか?貴重な失敗体験を得られたのだから。時にTさん、ご専門の研究のため一ヶ月渡航中。こちらの旅は、旅の意味が違うけども、どうぞ有意義に。お気をつけて。
挑戦する